私たちが普段何気なく食べているものの中に、ムダ毛が濃くなる食品があるのをご存知ですか?
もしかすると、知らない間にたくさん食べてしまっているかもしれません。
では、どんな食品を食べるとムダ毛が濃くなってしまうのかチェックしていきましょう。
目次
ムダ毛が濃くなる原因は男性ホルモンのテストステロン
男性には男性ホルモンが、女性には女性ホルモンが多いです。
男性にも女性にも、男性ホルモンと女性ホルモンの両方が存在していますが、女性の体内にある男性ホルモンの量は男性の約10分1の~20分の1です。
女性はこの男性ホルモンの量が多くなるほど毛深くなります。
毛深いか毛深くないかは遺伝による先天的なところで決まるところが大きいですが、後天的な要因で毛深くなることもあります。
後天的な要素の一つに食品があります。
男性ホルモンを増やしてしまう食品です。
これからご紹介する食品には男性ホルモンを増やす作用があり、毛深くなりやすい食品です。
普段よく食べていないかチェックしてみましょう。
ムダ毛が濃くなる食品とは?
塩分が多い食品全般
塩分が多く含まれる食品は男性ホルモンを増やします。
しょっぱいものや味が濃いものを毎日食べ続けていると、知らないうちにしょっぱい味に舌が慣れてしまい、塩分の摂りすぎになっていても気づかないことがあるので気をつけましょう。
また、外食やコンビニ、スーパーなどで売っている惣菜やインスタント食品などには塩分が多く含まれています。
できるだけこれらの食品を控え、塩分を摂りすぎないように気をつけましょう。
牛肉の赤身などの動物性タンパク質
動物性タンパク質には男性ホルモンを増やす作用があります。
特に牛や豚の赤身肉などには動物性タンパク質が多く男性ホルモンを増やす作用があるので、積極的に食べている人は少し控えた方がよいでしょう。
また、鶏肉・魚・卵などは低脂肪高タンパク質で体によさそうですが、これらも動物性タンパク質なので食べ過ぎはよくありません。
また、牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品にも動物性タンパク質が含まれているので、食べ過ぎないよう注意しましょう。
牡蠣などに含まれる亜鉛の摂り過ぎに注意
亜鉛は体にとって大切な栄養素ですが、同時に男性ホルモンのテストステロンの生成と分泌を促す働きがあるので毛深くなります。
牡蠣のような精力がつきそうなものには、男性ホルモンを増やす作用があるものが多いので要注意です。
ニンニク・ネギ・ニラ
ニンニク・ネギ・ニラには、テストステロンの働きを強めるアリシンという成分が多く含まれます。
においの強い野菜には、抗酸化作用やデトックス作用があり疲労回復によいですが、たとえ野菜でも精力がつきそうなものは、男性ホルモンが多くなってしまうものが多いです。
キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー
キャベツ・ブロッコリー・カリフラワーには、女性ホルモンの分泌を抑え、そのかわりに男性ホルモンのテストステロンを維持する作用があります。
女性ホルモンと男性ホルモンは相対的に働き、女性ホルモンが減ると男性ホルモンの特徴が体に出やすくなります。
GI値の高い食品
男性ホルモンはインシュリンと関係しているため、糖質が多いGI値の高い食品を積極的に食べると男性ホルモンを増やしてしまいます。
GI値の高い食品とは、白米・パン・麺・コーンフレーク・いも類・かぼちゃ・にんじん・ジュース類・野菜ジュース・砂糖・甘いもの全てです。
GI値を下げるには、白米を玄米に、パンを全粒パンに、麺は蕎麦に、コーンフレークは全粒シリアルなどに変え、甘いものはなるべく控えるようにするとよいでしょう。