ムダ毛が濃い人と薄い人っていますよね。
その違いは一体何なのか、疑問に思ったことはありませんか?
ムダ毛の濃さは生まれつきの部分もありますが、実は自らの手でムダ毛を濃くしてしまっていることもあります。
ムダ毛が濃い人と薄い人の違いを知って、是非ムダ毛を減らすポイントを掴んでくださいね。
目次
ムダ毛には遺伝が関係している
ムダ毛が濃いか薄いかは、遺伝が大きく関係しています。
お父さんかお母さんのムダ毛が濃いと、あなたのムダ毛も濃くなる傾向があります。
また、ご両親のどちらも薄い場合でも、おじいさんかおばあさんが濃い場合は、隔世遺伝であなたのムダ毛も濃くなる可能性があります。
男性ホルモンが多いほど毛深くなる
ムダ毛の濃さには、男性ホルモンのテストステロンが関係しており、男性ホルモンが多いほどムダ毛が濃くなります。
※ここでいうムダ毛とは、髪の毛以外の全ての体毛のことを指します。髪の毛は男性ホルモンが多いほど薄毛になります。
男性にも女性にも、男性ホルモンと女性ホルモンの両方が存在していますが、男性には男性ホルモンが圧倒的に多く、女性には女性ホルモンが圧倒的に多くなります。
女性には通常1割程度の男性ホルモンがありますが、遺伝により男性ホルモンが多めの人は、毛穴が大きく体毛も濃くなります。
遺伝以外でも毛深くなる
男性ホルモンの量は、遺伝以外でも増えてしまう要素があります。それは、「女性の男性化」です。
最近はよく「肉食女子」と言われるように、昔と比べ女性が積極的でたくましくなっています。
男性と肩を並べてバリバリ働いている女性などは、ホメオスタシスが働き、仕事のプレッシャーやストレスに打ち勝つために、男性ホルモンが多めに分泌されるようになります。
すると、仕事においてはプラスになりますが、ムダ毛の観点から見ると「濃くなってしまう」というマイナス要素になります。
仕事のストレスが増えると、全身のムダ毛だけでなく、アゴにヒゲ毛が生えてくることもあります。
ムダ毛が薄い体質になるには?
男性ホルモンと反対の性質を持つのが女性ホルモン。
女性ホルモンのエストロゲンが増えると、相対的に男性ホルモンの働きが抑えられ、ムダ毛が薄くなります。
女性ホルモンを増やすには、女性ホルモン作用のある大豆イソフラボンを積極的に摂るのがおすすめです。
大豆イソフラボンは、大豆・豆乳・豆腐・納豆・枝豆・煮豆・黒豆など、豆製品に豊富に含まれています。
豆乳なら1日1杯、豆腐なら1丁、納豆なら2パックが目安になります。
恋をしたり、人に親切にすると女性ホルモンアップの効果がある!
よく、女性は恋をすると綺麗になると言いますが、それは恋をすると女性ホルモンがアップし、肌や髪が美しくなるからです。恋だけでなく、人に「愛」を持つことが、脳内に美容、健康効果のあるホルモンが分泌されると言われています。
その上ムダ毛まで薄くなるなんて一石二鳥ですね。
恋といっても、相思相愛の恋愛ではなくても大丈夫。
ここで言う恋とは、「ときめく」ことがポイントなので、その対象は好きな俳優さんやアーチスト、周囲の人々への感謝の気持ち、または可愛がっているペットや好きな動物でもよいのです。
好きなお洋服を買いに行ってときめくのもいいですよね。
遺伝などの先天的なものは変えられなくても、後天的な要素を変えられます。
女性ホルモンを増やす要素をどんどん取り入れて、ムダ毛が薄くなる体質になりましょう。