スネのジョリジョリやブツブツが気になって、丈の短いスカートや短パンが履けない!なんてことありませんか?
スネのジョリジョリやブツブツは、間違ったムダ毛処理方法により引き起こされます。
それでは、どんな自己処理方法が間違っているのか、また既にできてしまったジョリジョリを改善することはできるのか、疑問を解消していきます。
目次
カミソリで剃っているとジョリジョリになる
一番多くの人がやっているのが、カミソリで剃るというムダ毛処理方法です。
スネ毛が伸びるスピードは意外と速く、1日に0.3ミリも伸びます。そのため、剃った翌日にはもう黒いポツポツが見えはじめ、3日も経つとジョリジョリしてきます。
また、スネ毛は腕や背中など他の体毛よりも、太く硬くメラニン色素が多いという性質があるため、他の箇所を剃った時よりも目立ちやすくなります。
毎日剃り続けていると乾燥肌や黒ずみに
スネのジョリジョリを防ぐために毎日カミソリで剃っていると、肌が乾燥したり色素沈着を起こし、黒ずんでしまう可能性があります。
もしスネが粉ふきいものように粉を吹いていたら、かなり乾燥が進んだ状態です。
もしこのまま続けていると、敏感肌になったりカミソリ負けをしたり、メラニン色素のスイッチが入って色素沈着になってしまうので、粉が吹いているほど乾燥している人は、肌を回復させるためにいったん剃るのを止めましょう。
毛を抜いているとブツブツになる
スネ毛を剃ってはいけないのなら、抜けばいいのか?などと思いがちですが、これはまた別のトラブルの原因になる可能性があるので危険です。
スネは範囲が広いため、ブラジリアンワックスで処理している人も多いかもしれませんが、今生えている毛を抜くという行為は、毛穴にとって大きな負担がかかります。
毛を抜くと、毛穴の中で内出血をしたり炎症を起こしたりして化膿してしまいます。ここに雑菌が入り込むことにより、「毛嚢炎」という赤いブツブツになってしまいます。
毛嚢炎になると皮膚科の治療が必要になりなかなか治らないので、ワックス脱毛はできるだけ控えましょう。
埋没毛によるブツブツ
毛を抜いた時、新しい毛が生える前に毛穴が閉じてしまった場合、毛が皮膚の中に埋もれてしまう「埋没毛」になることがあります。
毛穴が閉じてしまうと、生えてきた毛の出口がないため、皮膚の中で横向きに伸びたり、縮れた毛玉のようになったりします。
それらは肌の外側から透けて見えてしまうため、見た目の美しさを損なってしまいます。
スネ毛を毛抜きやワックスで抜く行為は、できるだけ控えるようにしましょう。
角質ケアと保湿ケアを
しかし、スネ毛が濃い人は、何も自己処理をせず生やしっぱなしにしておくのも辛いですよね。
そんな時は、毛を剃ったり抜いたりした後に、ローションやクリームを塗って保湿をしましょう。
また、自己処理をしたから一週間後くらいにピーリングを行うと、毛穴がふさがりにくくなります。
黒ずみや埋没毛の予防になるので、自己処理後はアフターケアをしっかりと行いましょう。