ブラジリアンワックス脱毛のメリットとデメリット

ブラジリアンワックス脱毛とは、脱毛したい部分にワックス剤を塗り、ムダ毛と一緒にベリッと剥がすという脱毛法です。

発祥の地はブラジルで、もともとリオのサンバカーニバルで踊る女性たちが、Tバックから陰毛がハミ出ないようにするために開発されましたが、今では全身のムダ毛処理方法として広まっています。

ブラジリアンワックス脱毛のやり方

ブラジリアンワックス脱毛のやり方は、脱毛したい箇所に人肌に温めたワックス剤を塗り、その上から不織布をかぶせ、温度が低下しワックスが固まってきたところで一気に布を剥がす、という方法です。

ブラジリアンワックス専門サロンもありますし、ワックス剤を購入し自分で行うこともできます。

ブラジリアンワックスによる脱毛のメリットとデメリット

ブラジリアンワックスの効果は約一週間

ブラジリアンワックスは、毛根からムダ毛を抜く方法なので、一度処理すると一週間ほどツルツル肌をキープできます。

カミソリで剃る場合、翌日にはもうジョリジョリしてきてしまうので、カミソリよりもかなり長持ちします。

挙式前の花嫁さんは、以前はシェービングサロンで全身のムダ毛処理をするのが主流でしたが、今は「シェービングよりもワックスの方が持ちがいい」という理由でブラジリアンワックス脱毛専門をする花嫁さんが増えています。

また、ブラジリアンワックスは、繰り返し行っていると徐々に毛根が弱くなり軟毛になってきます。

痛くないの?

痛みはあります。

痛みには個人差がありますが、数十本~数百本という大量の毛を一気に毛根から抜く方法なので、痛くないとは言えません。

ただ、やり方にはコツがあるので、コツさえつかめば痛みはかなり減りますし、専門サロンで施術してもらう分にはプロがコツをわきまえているので、自分で行うよりも痛みは少ないはずです。

安全性は?

起きやすいトラブルは、肌荒れ・内出血・毛嚢炎・埋没毛などです。

毛を抜くということは、毛乳頭から毛根を引きちぎるということなので、毛穴の中では内出血を起こしたり、出血をすることがあります。

そこへ雑菌が入り込むと、炎症を起こして毛穴が赤いブツブツになる「毛嚢炎」というトラブルを起こしてしまいます。

また、新しく伸びてきた毛が皮膚の中に埋もれてしまう「埋没毛」になることもあります。

毛嚢炎は赤みやブツブツがかなり目立ちますが、もしなってしまった場合は皮膚科の受診をしないとなかなか治りません。

安全性といった意味では、手放しでおススメとは言いにくいのが現実です。

トラブルを少しでも未然に防ぐには、施術後に少し冷やして放置しておくことがあります。

また、埋没毛を防ぐには、施術した一週間後にピーリングをする方法も、対処方法のひとつです。