脱毛の施術をした当日の入浴はNGです。
脱毛した後って肌が乾燥しますよね。
特に医療レーザーでは出力が強いため、いつもと違ってカサカサ・カピカピした感じになります。
光やレーザーの1ショットはほんの一瞬なのであまり実感がありませんが、肌にとっては火傷のようなかなり大きな負担がかかっているため、当日の入浴はNGなのです。
では、もう少し詳しく見ていきましょう。
目次
脱毛後は丸一日熱がこもっている
脱毛する際、クリニックのレーザーでは約200℃、サロンの光では約80℃の光を照射します。
ワンショットは一瞬なのであまり実感がありませんが、これはかなりの高熱のため肌は軽い火傷を起こしている状態です。
真夏の暑いに日焼けをすると肌に熱がこもりますよね。
あれのもう少し強力なのが脱毛時の肌ダメージになります。
サロンの場合は施術前にジェルを塗ったり、クリニックでも施術後は冷却したりしますよね。
これは、肌に熱がこもるのを少しでも抑えるためです。
しかし、どんなにしっかりと鎮静しても、最低丸一日は肌に熱がこもった状態になるので細心の注意が必要です。
体を温めてはいけない
お風呂に入ると体温が上がり、肌の温度も上がってしまいます。すると脱毛した箇所の肌が赤くなったりかゆくなったり、ヒリヒリしたりというトラブルを起こしてしまいます。
脱毛後は、帰宅してからでも肌を冷やした方がいいくらいなのに、逆に温めてしまってはトラブルになって当然です。
脱毛後の当日のお風呂は体を温めるのでNGなのです。
お風呂には雑菌がいっぱい
お風呂には、目に見えない雑菌がいっぱいいます。脱毛後の肌はデリケートになっているため、通常よりも雑菌が進入しやすい状態です。
そんな肌に雑菌が入り込んでしまったら、炎症を起こしたり化膿したりなどのトラブルを起こしてしまいます。
もし、どうしてもお風呂に入りたいのなら、水に近い温度のぬるま湯でさっとシャワーを浴びるだけにしましょう。
濡れタオルで体を拭くのがベスト
脱毛した箇所はかなりぬるい温度でも刺激を感じます。
また、シャワーの水圧もかなりの刺激になってしまうので、できれば当日はお風呂もシャワーもやめて、濡れタオルで全身を拭くぐらいにしておくのがベストです。
夏の暑い日に全く汗を拭かないのも、それはそれで臭いが気になったり気持ちが悪いですよね。
タオルで拭く際も、脱毛をした箇所はできるだけ冷たい水で濡らしたタオルをそっと当てるだけにしましょう。
間違ってもゴシゴシこすってはいけません。また、脱毛をしていない箇所はもちろん温かいタオルで拭いてかまいません。
脱毛後の注意事項は必ず守って、快適に脱毛していきましょう。